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外界から隔絶された島で起こる殺人事件。この島にいるのは、血族のみ。犯人はさて・・・。
- あの台詞をひと息で言い切る藤尾さんにたまげた。完璧滑舌!。
- 木村さんと寺田さんのやりとりが、とっても気持ちいい。超スピード!。
- 序盤、なんかエロいけど、なんだろ? → 中盤、儀式の全貌が判ってコレかと得心。
- なにひとつエロなしに、エロい雰囲気を演出する演出にたまげた。
- 内山さんの表情が細やか。仮面の付け外しもキレが良い。素晴らしい。盗み聞きするシーン、俺は大好き。目隠し鬼のシーンは、仮面の裏に興味津々。
- 脚本と演出、つまり劇作が素晴らしい。エロい狂気は大好き。鵜飼さんは変態だな!(褒)
- 推理モノ芝居を面白いと思ったのは、これが初めて。サスペンスをやりたいなら、芝居じゃなくていい。逆に、表現力が充分ならば、芝居でサスペンスはアリだ。サスペンスに限らず、なんでもアリだ。
- けど残念。楽しくはない。もっかい観たいとは、思えない。これは俺の欲張りだけど。
- 明かりと音の、キッカケ数にたまげた。これをノーミスでこなすスタッフは流石プロだな!。記憶がある調光卓の方が若干有利か。音響卓にも、記憶が有ればいいのにね。
- 選曲がセンスいい!。
- 最初の15分くらい、ハズレだと思ってた。でも、説明のシーンがするっと飲み込めたので、これはアタリだと思い直して、本腰入れて観た。
- つまらなくなりがちな推理劇を、これほど牽引できるのだから、次はなにをやってくれるのかとワクワクする(次回は泣かせて欲しかったり)。鵜飼さんの次回作に熱烈期待。でも、役者としても、観たいな。
- 更に欲張ると。
犯人はストレートすぎてちょい残念。ミスリードであって欲しかったな。鼻が利かないこと、香水がキツいこと、これを伏線として使えたのでは。
博信をもっと、謎解きに絡めたい。
着地点が、愛憎劇だったのがな。
推理劇はつまんねーのが常だけど、そこはさすがのさかな公団。俺はたまげたね!。