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2回目。文句なし。
これはすげえ。大傑作だ。市井もの短編と、武家もの中編が収められてる。 ねっとりと繊細。泣ける。チャンバラシーンは一度だけ、これも素晴らしい。 市井もの「昇り龍」がいちばんすき。
新選組つながりで。狼藉の限りを尽くした新選組局長、芹沢鴨の人となりを、周囲の視点から浮き彫りに。 人物が「壬生義士伝」と一部共通なぶん、読みやすい。のだけど。語彙が多く、難しい漢字をいっぱい使ってあれば、偉そうな感じがするじゃない。でもそれ…
南部藩脱藩、吉村貫一郎の人となりを、周囲の視点から浮き彫りに。 巧いし面白いけど凝りすぎ。ラスト6ページくらいは本当に読みにくい。技術的にはすごいんだろうけど、楽しめるかどうかは微妙と思う。好みの問題かも知れないけど。 浅田さんは、偉くなろう…