.log(ぽちろぐ)

退屈しているおっさんの日記

夜話

     今日は、週に一度の、酒をたしなむ日。スーパーで買った焼き鳥に、実家で採れた唐辛子を振りかけて食う。\400の幸せ。

     今日は休日出勤だったさ。仕事が山盛りで辛いさ。サブリーダーなんて役割を担ってるけど、俺のチームは俺を含めて新参者の寄せ集めさ。みんなが暗黙知として知ってることを、俺たちは知らないよ。だから前線にいたら、後ろから突然撃たれるわけだ。そしてそいつが言う。
    「そこにいたら危ないよ」
    聞いてないよ!ダチョウ倶楽部か!。

     という最悪の職場だけど、みんなが俺のことを嫌いだから、俺が大変なわけではない。みんなが俺をエースと崇めているから、俺を、装備を持たせずに、前線に立たせるわけだ。

     いやいや。装備は要るだろ。

     装備をくれ。情報をくれ。と言って回った一週間。鬱陶しいと思われてるかも知れぬが。

     ほんでさ、俺がこうやってあくせく働く意味はなに?。個人的なことで言えば、俺の財布を膨らませるため。
     でも。
     世にあるシステムの目的は、大抵、省力化なわけだ。ということは、いま作ってるシステムが完成すると、首を切られる人がいるわけだ。誰かの首を切るために、クソみたいな仕事を、せっせと、真面目に、こなしてるわけだ。それっておかしくね?。
     発注者は、人件費を削減するために、巨額のプロジェクトを始めるわけだ。長期的なコストを抑えるためにね。長期的な人件費を、短期的なシステム費で買えば、差分が儲かると思っているの?。システムにはメンテナンス費用がかかるのですよ。例えば元号が変わったらメンテですよ?。IE7が強制配布されるという話もありますよ?。
     あほくさ、と思っていても、働かなければ顎が干上がる。誰かの役に立ってる実感が欲しいんだよ。

     そんなこんなもあと10週間。我慢すれば別の職場へ。そこには別の最悪が待ってるかも知れないけどね。