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退屈しているおっさんの日記

ニットキャップシアター「ピラカタ・ノート」 2011/03/12

     ニットキャップシアターの福岡公演は全て観た。演出がとても素晴らしい劇団。脚本も役者も。
     だけど、すべての作品を福岡で上演してくれるわけではない。今回の作品も福岡公演の予定はない。たまさか愛知にいる俺は、愛知公演を見に行ける幸運。

     ときどき福岡に来ない理由は、まさかと思うけど、初めての福岡公演のアフタートークで、福岡の某演出家(笑)が、ごまさんのことをごまっち呼ばわりしたことを、不愉快に思っていらっしゃるのかしら???。

     枚方の神話。ただし、嘘。

     枚方の本当を知っていたらもっと楽しめたかも。なんだか散漫な印象を受けてしまって、余り楽しめなかった。演出も、いつものキレがないように感じた。変な動きや役者のテンションでごまかしているように見えるシーンがいくつか。ごまかそうとしているのは、脚本の浅さか、演出の練り込み不足か。

     アフタートークで、ロバート・アルトマンのキーワードが出てきて得心した。散漫な印象を受けるのは然りの、モザイク的な構成だったのだ。散漫を楽しんで、一つ一つの物語に集中すべきだったのだ。

     門脇さんの嫁がごまさんだったシーン。好きだ。

     今までに見たニットキャップシアターの作品の中で、最も残念な印象を持ってしまった。見方を誤ったことも一因。人によってはすごく面白いと思うかも知れない。

    誤)ベットタウン
    正)ベッドタウン
     この手の誤記が嫌い。鞄:バック、マウスパッド:マウスパット、ソーセージを挟んだパン:ホットドック、とかね。言葉を操る者が誤記や誤用をすると、程度が知れますよ。われわれSEも然り。