.log(ぽちろぐ)

退屈しているおっさんの日記

家族問題

 予定のない日曜日を迎えた。実家に帰って家族会議でもするか。と思って父に電話。
「嫁は悩み過ぎる。次男の話をすると、嫁の具合がまた悪くなる。だからその話はせんでくれ。」
と言うならわかった。じゃあ電話会議で。
 弟を放置するのは俺と同意見。金がなくなったら自分でどうにかするだろ。働くなり、実家に戻るなり。だって自分で
「東京で仕事を探したい」
って言ってるんだし、実家に
「助けてくれ」
とは一言も言ってないわけだからね。

 母から通帳を取り上げたし、母は自力で銀行に行くことは出来ない。送金の手続きは出来ないはずだ。

 腹が立つのは東京の叔母。
「次男が可哀想だ親子の情はないのか可哀想だ」
と父に電話してくるらしい。心配している私に構って欲しいだけじゃねえかよ。お前が金をくれてやるなり仕事を世話してやるなり、手を動かせよ。俺も父も、頼まれてないのに何かしてやる愛想はもう尽きたっつうの。

「嫁に時々電話してやってくれ。気が紛れるから。」
という頼みで、まあ電話するぐらいはお安い御用だ。

「あんた朝、お父さんと話しよったやろ。次男のことを。」
「うんしたよ。金は送るなよ。」
「飢え死にせんやろか。アパートを追い出されんやろか(涙)」
「そうなったら働くなり、戻ってくるなりするやろ。アンタ達は今まで、先回りして次男の面倒をみすぎ。だから今、なにもできんオッサンに育ち上がってんだろ。ちょっとは自分で考えて行動させな」
「そうだね、仕送りもできんしね。ワタシ運転もできんし、お父さんになんでもしてもらってるし、銀行にもいかれんし。」
「心配はするな。困ったら自分でなんとかするんだから。世間的にはいい大人なんだからな」

 とりあえずこれで一段落。家族問題は方向性が定まったので、自分の問題に着手しよう。