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退屈しているおっさんの日記

シメサバ、かぼちゃの煮物

 シメサバのハラミが、とろりとして旨いのだ。

「真田丸」を見ながら。大好きな村上新悟さん直江兼続が出なくなってかなしい。その代わりと言ってはなんだが、石田三成を、山本耕史さんが快演しててたのしい。加藤清正はそういう心情の蓄積で離反していくのね、とか。
 このあとの朝鮮出兵はどうなるんじゃろ~。羽柴一族崩壊はどう描くんじゃろ~。石田三成の死に様はどんな台詞で、どんな顔で演じるんじゃろ~。楽しみじゃ~。

 あのドラマのあの人物はこう描かれていて、でもこっちではこう描かれている、ってのが、歴史好きが時代劇を見る楽しみじゃん。ある種の教養がないと楽しめない。日本史の授業は、その後の人生で時代劇を見るためにある。言い切る。

 日本史の授業って、時系列昇順に、弥生縄文の前からやるじゃない。興味が持てないじゃない。歴史好きって、ある時代の、あるエピソードを面白いと思うことが起点で、何故そんな事件が?その事件のあとはどうなる?って、広がっていくものじゃない?倭王からじゃ広がらないと思うんだよなあ。

 日本史の授業が4月に始まるじゃない。日本史の先生は手始めに、大河ドラマを薦めればいいじゃない。先週まではこうで、次の日曜はこうなりますって話を、生徒が興味を持てるように話せばいいじゃない。

 今年だったら
「秀吉おもしろい!」
となって、秀吉は何故?とか、秀吉が死ぬとどうなる?ってところから広げていけるじゃない。

 というわけで、俺の中では「独眼竜正宗」を超えて、歴代最高の大河ドラマになってしまいました。ここを見てるあなたにもオススメします。