.log(ぽちろぐ)

退屈しているおっさんの日記

土田英生セレクション「初恋」2010/06/19

     ある離島のある下宿。管理人の女性を除く全員が男性、かつ、ゲイ。

     滅んでゆく物語は最近も見た。千葉雅子さんの「博覧會」だ。

     物語よりも会話。会話の間、言葉が面白い。以前、土田英生さんの作品を見たときも思った。「地獄でございます」だ。今回の変なスカートとか、フルーツバスケットとか面白かったなー。千葉さんがらみが面白いのかな?(笑)。

     あの人がゲイの芸をやってる、って面白さがあると思う。俺は、片桐仁さん以外は初見、だと思う。ほかの役者を、ほかの作品で見たことがあったならば、あの人がおネエ言葉で、って面白さを味わえたかもな。今井朋彦さんかっこいいね。

     見ている最中、自分の悪い思い出と悪い感情が吹き出て、集中できなかった。疲れていたのかな?。調整不足、修行が足りん!。

     スタッフワークが素晴らしい。ラストシーンの美しさに惚れた。終演後、どんな作り込みなんだべ?と前の方まで見に行った。そしたら客席誘導のお姉さんが
    「バラシが始まるから早く帰れ!」
    だってさ(笑)。

     まどかぴあにはその昔、新☆感線や遊気舎がきた。気鋭の小劇場を呼ぶ小屋だと当時は思っていたけど、最近はご無沙汰。演劇の映像を上映したりはあったけど。
     久しぶりにまどかぴあに来た。客席後方が空いてる。売ってないのか売れてないのか。新☆感線轟天3」のときもそうだったな。集客できないのは地理なのか小屋なのか作品なのか。
     大遅刻をぶちかましてくる客がいたり、本番中に入退場したり、ぺちゃくちゃ喋ったりと、まあ面白い客席でしたよ(笑)。