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千鳥橋付近に博多遊郭があったんだけど、清川に移転する時代のお話。人魚の肉は不老不死の妙薬。
面白かったよ!今年見た、福岡の劇団でいちばん好きだ。
伝説として日本各地にあるみたいだけど。高橋留美子「人魚の森」が有名。オマージュかなー?と思いながら見てた。
衣装が絢爛豪華!。メイクとヅラ含めて、すんばらしい!。黒い舞台に映える。コロス的な黒い女優たちの衣装も、ほんにお美しい。惚れた!。
縄のれん頭いいな。黒紗より安く、黒紗と同じ効果。
センター奥が俺の席から見えなくて残念。席取りがマズかった。客入れが開き緞帳だったら、それを考えて席を取れたはず。だけどそれより、緞帳の開け閉めした方が、芝居の雰囲気にマッチすると思うのでそれはそれ。
三坂さん素晴らしい。めぢから。目玉や表情がゆっくり動く。感情の移り変わりが見えるようだ。台詞もゆっくりはっきりで、実に見やすい。
飛び道具中村さん好きだ。ひどい客イジリ(褒)。イジられた客は、逆に中村さんをイジるってのはどう?。
富田さん。柿喰う客「すこやか息子」に参加したって事でなにを見せてくれるのかと、とても期待してた。だけど残念。見せ場が少ない印象。いままでと違うキャラではあったのだけど(ということがフィードバックなのかな?)。
宣伝美術。チケット、パンフ含めて、気が利いてるデザイン。作り手の意志ではちきれそうだわ。見る気になるかどうかは別だけど、俺は好き。
パンフかチラシに、地図があったら良かったな。蛇足かな?。
受付周り、雰囲気作りとしてイイね!。
歌と踊りは今回無かったね。次回は是非。次回作も熱烈期待!。
脚本がどうにも嫌いだ。説明が多くてうんざり。もっとうまく演出できないかなあ?。
ミステリを排除するか、逆に、ミステリについていけるよう演出すべき。好みの問題だけど。
こういうお話は、演劇じゃなくていいんじゃないの?。演劇には、演劇に出来るお話、演劇にしか出来ないお話があるはずなんだ。
博多の歴史についてこんなに調べましたよ、知識を持ってますよ、想像をふくらませましたよ、って言われてるみたい。
あーそー。で?っていう。
この作品について思う事じゃないけど。
演劇をやりたいから、演劇に適した創作をやってる人、が作った作品が見たいなーと思う。
何かしら創作をやりたくて、それを誰かに見せたいから演劇という手段を採ってる人、は演劇をヤメればいいのになーと思う。小説とか、立て看板とか、チラシの裏に書けばいいのになーと思う。
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転点notes
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