上の記事を読んで思い出したことを書く。
当時在籍していた会社が、社員を対象に開催した「マネージャー研修」なるもの。どっかのコンサル?がありがたいお話を俺らに下さるとか。その中で、仕事の(あるいは作業や意思決定の)優先順位を判断する手法がまさに「重要度と緊急度の二軸マトリクス」だった。
それは昭和から平成前期の手法ですね。電子通信によってビジネスが高速化された平成後期以降は「大きさと緊急度の二軸マトリクス」によって判断すべきだ、と俺は意見した。
- やればすぐに終わる、かつ、締め切りが近い
- やればすぐに終わる、かつ、締め切りが遠い
- 工数がかかる、かつ、締め切りが近い
- 工数がかかる、かつ、締め切りが遠い
の順番に着手し、工数がかかるものは分解する。分解後に再び「大きさと緊急度の二軸マトリクス」によって判断する。重要度は関係ない。
これをやるために初手は「全体量を把握」。今も昔もこれだけは同じ。そして、それをわかってないマネージャーは、今も昔も多い。