0650に呼び鈴が鳴る。こんな朝っぱらから誰だ……。平日なら起きてる時間だが、葬儀の翌朝は、久しぶりに家で寝れた朝なんだぜ……。
起床して出てみると弔問客で、香典をお持ち。半分寝ぼけて
「ありがとうございます。頂戴します」
とか言ったと思うけど、変ではなかったかしら。お参りしてもらうべきだが、仏壇への導線は、俺の寝床と香典開きの作業机でごった返している。粗品と弔問礼状をお渡しするべきだったが、寝込みを襲われてまともな対応できなかった……。
0800から金勘定。ゴメイです！。いまは土曜日の0930。ATMには紙幣100枚しか入らない。何度かに分けて、全て投入。数え間違い無しの完璧帰趙だ。
今後の段取りを打ち合わせて、母との用事は終了。いまや紙くずとなった香典袋その他ゴミを燃やし、仏間を片付け。
というクソ忙しい朝に、法要の段取りをしたがる業者が弔問と営業に来る。葬儀の始末と、法要の段取りは殆ど出来てる。香典返しのカタログギフトと、法要の弁当サンプルを置いて行って貰う。
しかし法要の弁当は要らないのだ。法要の後の食事は、送迎付きの料理屋でやる手はずに成ってる。
ドタバタの最中に営業かける必要があるのはわかるけど、ヘイトも集まりやすいやろねぇ……。大変だなぁ。
