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退屈しているおっさんの日記

6「BORN TO RUN さよなら初代0系新幹線」 ギンギラ太陽's 2008/05/21 マチネ

     「しんかんせん」と叩くと「新感線」「新☆感線」と返してくる俺の辞書はどうだこれ。
     平日マチネがあると、積極的にサボリを働ける。ま、今週は仕事も落ち着いてきたのでね。半ば博打で買って「忙しかったら無駄買いになる」とドキドキだった。

     さて。かつての「夢の超特急」0系新幹線。いまでは新世代の超超特急に取って代わられ不遇。そんな彼らが決死の思いで起こした行動は…。

     というのがまぁだいたいのお話。60分の軽く観れるお話と思いきや、ギンギラ太陽'sのエッセンスを美味しいところ取りした、とってもステキな舞台でした。
     レールスターの歌と踊りが秀作。YS-11さんとひよこ侍さんのゲスト出演が嬉しい。客を楽しませる、という意味で、福岡で一番の劇団(劇団?)だと思う、俺は。
     楽しませて貰って感謝だ。

     演劇って、元来エンターテインメントの筈。なのに、2時間の尺で、屁理屈をごちゃごちゃ言ってる芝居の、なんと多いことか。特に福岡で。
     主義主張を発信したければ、紙に書いて電柱にでも貼ってろよ(違法だけど)。お客様からお金と時間を頂いて、観て貰っているのだから、せめて楽しませないとそれは詐欺だろうよ。
     客の方も、たかが金と時間を使うだけで、こんなに楽しい思いをさせていただいてる。そう思える芝居なら、お互い幸せだろ。