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将来楽しみ、演劇を続けてくれると嬉しいな、と思う役者が数人。そこが嬉しい。
全体的に、芝居が荒削りというか雑というか。殺陣はよく頑張った!。
新感線の、特にいのうえ歌舞伎系の芝居は、荒唐無稽を押し切るだけのパワーが必要なのさ。だけどそれが無いから、上滑りしていく。本来なら特効とか欲しいよね。
特に音。全編通して音が小さすぎて、残念な感じ。スピーカーが小さいのかな?。ロールバック客席が振動するほどの音を出して良いと思うんだけど。台詞の頭とケツ、曲のリズムに合わせてフェーダーを動かす技術がないのか。そこをしょうがないからやらない、でいいのか。
殺陣の音はズレなくて当たり前。精進精進。
大道具が意味わかんなかった。
衣装、小道具も雑な箇所が目についてどうもね。
そんなこんなも含めて、大学演劇ね、と思って観た。不満とはちょっと違う。
「時間の妖精の同級生」は15年前か。当時の参加者のうち、いまでも演劇をやる側に立っているのは何人?。見るだけの人は何人?。見もしない、まったく興味を失った人は何人?。
今回の講演に参加した人が、10年後、俺に面白い芝居を見せてくれると嬉しいなあ。 シーン2、無界の里は、兵五とその郎党、女たちの動きが揃ってとても楽しい。よく練習した!。
≪10年後の俺へメモ≫
無界屋蘭兵衛 | 的野佑美 |
抜かずの兵庫 | 中村宏平 |
犬神泥師 | 西山太一 |
服部半蔵 | 川添俊輔 |
贋鉄斎 | 西田翔一 |