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退屈しているおっさんの日記

北九州芸術劇場「江戸の青空2」2011/12/11 大千穐楽

     落語のお話をミックスして。

     ウェルメイド。まとまってて、スムーズで、笑いもホロリもある。品質が高い。だけど俺は、
    「堅苦しい、難しい要素を排して、わかりやすく、一般のファンでも気軽に楽しめる」
    という意味のウェルメイドでは物足りないんだ。贅沢なのは判ってる。

     板東巳之助さん。いまいちだったわ…。頼りない人物を演じているからそう見える、と思いたい。それとも年若いからかなあ。
     朝倉あきさん。舞台ばえする顔だ!。初舞台とのことだけど、うまく使ってあって、不慣れな点が目に付かない。周りに助けられてるねー。周りの良い味を吸って自分が引き立つ役者を大根という。たしか野田秀樹さんが何かで書いてた。
     松永玲子さん。大好き。飛んでるわー。
     天使と悪魔(笑)。
     飴と爪楊枝(笑)。

     異常に高笑いしたり、一言感想を漏らしたり、役者の言った面白い台詞を反芻するのはマジやめて!帰り道に交通事故に遭えばいいのに!と思うレベル。
     育ちが悪いぜ。マナーってのは、同席した人を不愉快にさせないためのもの。
     学校教育で演劇を見せるなら、観劇マナーも教えるべき。マナーの成っていない大人に育っちゃう。

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    演劇の楽しみ方は人それぞれだ。でも、劇場はみんなの場所だ。