-
お誘いがあったので行ってみた。誘った人曰く
「前回、すごい面白かった」
じゃあ行く。今日まで俺のアンテナに引っかかってこなかったということは、チラシを見たけどスルーなのか、そもチラシを見てないのか。アングラは基本的にスルーするんだけどね。
面白い芝居の情報をくれる友達はありがたい。
夢野久作「ドグラ・マグラ」は、不勉強にして読んでない。
開幕をテント外でやるのが面白い。テント外壁も仕掛けが多くて楽しい。本水、本蛇。本蛇て(笑)。
一幕ラストの洪水は圧巻。噴水とストロボは美しいね!。
テントがすごい。装置がすごい。本鶏本豚(笑)。
明かりがキッカケのないところで点いたり消えたり。それつまり照明が決まってない。なぜ決まってないかというと、どこで演じるかが決まってないから。決まったところでアクティングエリアは非常に狭い。
狭いエリアで窮屈に動く役者は、セリフを吐くオブジェクト。演技してる役者は数名。
芝居ってなあに?。演者と観客の契約関係でしょ?。まったく引っかかってこない、関係を作れない。台詞だけで物語ろうとするし、そのセリフも洗練されていずに上滑り。台詞が身体に入って、生きた台詞になれば伝わるのかなあ?。
なにを言ってるの?を理解できれば観れるんだけどあいにく眺めるだけ。それぞれの役が、舞台上でどういう役を与えられてるのか?すらわからない。
という「好ましくない点」を考えはじめたら帰るべき。ところが同行者がいたから帰れない。でも最期まで見て、舞台装置、仕掛けを見れたのは良かったな。ま、装置を見に来たわけじゃないんだけど。
3500円あったら、どんだけうまいもんが食えるんだよと。
レーシック後、光源を直接見つめるのが辛い。裸電球とか目潰しとか。演劇好き、照明さんは、レーシックやるに当たってちょっと考えたほうがいいと思う。
≪関連記事≫
コリッチ
福岡演劇の今