- 千景とお別れをして4年が経った 今でも泣いてしまう
- 亡くなる前日のこと、今も後悔している でも避けられなかった後悔
- 記憶を持ってあの日に戻れるなら、仕事を休んで家にいる 千景を撫でて過ごす
- あの日帰宅したら、お水を飲もうとして座り込んだまま動けなくなってた 前屈姿勢で辛い姿勢のまま これが本当に申し訳ない
- ポカリスウェットを与えればよかった ポカリすら吸収できなかったかも知れない
- 俺は帰宅後、その日の片付けをしていた 千景のそばで過ごすために 台所にいる俺を千景は頑張って呼んだ 片付けなんて投げて、そばにいてあげればよかった
- あの日の朝、いよいよ体温が低下して寒かったのかも知れない 部屋は温かくしてたけど 抱きしめて体温を分けてあげればよかった
- もっとたくさんできたはずだ ごめんねを言いたい
- でも、なにをしても、なにをしなくても、後悔はする 死ぬまで後悔する 忘れないってことだ
一周忌
よく眠れた朝。一年前の今日は、千景逝去の日。
後悔ばっかりする。なにをしてもなにをしなくても、後悔はあたりまえ。後悔はしつつ、当時の状況で、賢い判断をしたと思わなくては。振り返ってばかりの人生をやめなくては。
千景がいない人生を生きてる。つまんないと思いながら。
千景のせいではない。前を向けない自分が愚かなだけ。自分の楽しみを見つけて、自分の人生を生きなくてはいけない。
しかしこの一年間、楽しくなかった。千景が生きている頃も、千景を亡くした後も、自分の身に起こることは大して違わないはず。自分の受け止め方が悪い。
中洲でギャルと喋っても、風俗に行っても、映画を見ても、本を読んでも、その時が楽しいだけ。人生を楽しめてない。仕事に行って帰って、掃除と筋トレと英語学習して眠る。なにもない毎日。台湾旅行の前後が楽しかったぐらい。
これはいけない。
千景が神様のところに帰った後、やろうと思っていたことをやらなくてはいけないね。旅に出なくては。セブ島だな。
千景16回目の誕生日
千景が元気だった頃の写真を見てしくしくと泣く。5歳の頃までの写真がとても少ない。俺の人生に余裕がなかったからだ。0歳の頃は特に余裕がなかった。そのせいで千景に辛い思いをさせたことも多い。人生とは、さよならと後悔を増やしていくことだ。
うちに来てくれて感謝。今はまだ、反省と後悔が多い。でも、他のうちの話を聞くと、俺はずいぶん散歩したし、ベタベタしたし、医療に金も手間もかけたし、そばで見送ることが出来た。出来たことを喜ぶ気持ちが、出来なかった反省を上回る日が来るだろうか。
ちかげにあいたい
楽しいことが無い。不愉快なことも無いけど。
近所を探検するのも、中洲に行くのも、酒を飲むのも、映画を見るのも、結果が予想できる。どうせ、そこそこ楽しいんでしょ。わざわざ実行するほどでもない。
仕事はまあまあ。英会話のレッスンも、体を鍛えるのも、ただの暇つぶし。
自殺を思いとどまらせる「いのちの電話」的なアレの中の人は言うんだって。
「良いことが無い、悪いことも無い、いつもどおりの一日こそが、いい一日ですよ」
そりゃわかるけどなあ。千景のいない人生に、未だ慣れてないんだ。千景がいないこと=悪いことが毎日発生してるように感じる。
神様、ポイントカードをください。ポイントが貯まると奇跡が起きるといい。千景とおはなしがしたい。
今週のお題「夏休み」
今週のお題「夏休み」
2019年は初盆。
同居の家族を亡くすのは初めてのこと。幼少時、住民票上では同じ住所に住んでた房緒ばあちゃんは、病院で亡くなったからな。看取ってもいない。父ちゃんとは同居してないし。
故人が帰ってくるときに迷わないよう、盆提灯を飾るべきらしい。でも千景は人ではない。千景が生前に住んだ部屋はもう俺の棲家ではない。
今の部屋に、千景の気配がする。ごく稀に。
3次元に住んでる我々は場所と時間が違えば、誰かに会うことは出来ないけど、神様のところに戻って仏になった千景は、場所がどこでも、時間がいつでもお構いなしなんじゃないかと思う。
どこにもいないし、どこにでもいる。ユビキタス。
盆提灯の代わりに、大きな白い花を飾ろう。きゅうりで馬、ナスで馬はこしらえよう。
山の日と週末をつなげて、ぶち抜き連休が作れる。千景が帰ってくるのを、今の棲家で待ちたい。それが俺の、今年の夏休み。
千景を亡くした後は旅に出ようと、千景の生前は思っていたのにね。千景と住んでる頃に出来なかったことをしようと思っていたのにね。なかなか切り替えできないね。
年末年始休暇は短期留学できるかなあ。
千景が夢に出てきてくれた。
俺と千景は平尾に住んでる模様。千景の死を待ってる。待ってる???。リプレイやめてw。
俺は何故か店屋町の住居と二重生活をしていて、店屋町はペット不可だもんなあと思っているみたい。ペペちゃんちの付近を一人で散歩してる。病気の千景を留守番させて、無目的の散歩とかありえないよ俺!。
と思ったけど、千景が居ることを知ってるだけで、千景本人とは会ってない気がする。んん?。
昨晩は早く寝たため、4時頃には目が覚めてた。5時頃から散歩に出かけて、朝食を摂り、6時半頃から再び眠る。0817に目覚めて、シャワーを浴びて出勤。
千景が夢に出てきてくれた。
実家にいた。生き返ってた。受肉できたんやね!!!。
- ごはんは食べてたけど歯が痛そう?。右下の歯になにか詰まってた。取ってあげた。
- 気分は良さそうだけど、体調は悪そう。寝たきりではないけど。
- 今日は日曜だから、明日は病院に行こうねって。
- おしっこも上手にできない。支えてあげる。
- 千景が一時的に生き返るなら、その日はずっとベタベタして過ごそう、と俺は思ってたことを夢の中で思い出し、でもごはんもおやつもないから買いに行かなきゃいけないし、やきもき。
夢に出てきてくれてありがとう。千景がうちに来てくれたことで俺は、以下の習慣を身に付けた。継続できている。感謝している。
- 部屋を片付け、掃除すること。床に物を置かず、埃をためない。
- 散歩すること。散歩が心と体の調子を保つ。特に朝の散歩。