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退屈しているおっさんの日記

4「伝染病」 北九州芸術劇場リーディングセッションvol.11

     北九州芸術劇場に、本谷さん降臨。白眉はアフタートークだ。本谷さんいわく、
    「駄作な戯曲でも、役者は、板の上を演じなければならない。そのバツゲーム感を持って(意訳)」
     という演出プランを、先に聞きたかったなあ!なのでココに書いとく。

     ナマ本谷さんとナマ森尾舞さん。この組み合わせが、北九州で、たったの\1000で観れるんだからビックリだ。
     本谷さんが椎木さんを評して、
    「劇団ナントカ(万能グローブガラパゴスダイナモス)の、最もペーペーの人と思ってた(意訳)」
    と言う発言。あーこれはマズイ発言ですよ劇団ナントカ(万能グローブガラパゴスダイナモス)の動員が増えませんよ。だってこの発言を聞いた俺は、
    「椎木さんは今回のリーディング公演の参加者の中で、けっこうヘタクソ?」
    と思っちゃうじゃない。じゃ、椎木さんが主宰を勤めるガラパは、巧い役者が居ないのかと思っちゃうじゃない。

     宮脇にじさんのめぢから。立ち姿。これで素人とは!。しかも5日間の稽古。なのにおまいらときたら。

     本谷さんを起用する北九州芸術劇場に喝采。素晴らしいセンス、ナイスなチョイス。次は、劇団、本谷有希子で九州に来て欲しいなあ。
     本谷さんは、今すぐアポを取らないと、ものすご忙しく成るかも知れないぞ!。北九州芸術劇場のプロデューサーさんは良い嗅覚をしてる!。

     で。本谷さんは客を呼べる劇作家であり、演劇人だ、と、各ホールのプロデューサーさんが、思えばいいなあ、「劇団桟敷童子」「阿佐ヶ谷スパイダースが受けるんだから、劇団、本谷有希子も絶対受けるんだってば!。

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