何も考えず、紺とグレーを着用せよ。
年中問わず多いのが、黒い上着を着て、ボトムはデニム。この服で歩く男性がウジャウジャいる。4人ぐらいで待ち合わせてる連中もいて、見ているこっちが気恥ずかしくなる。
これは昭和末期〜平成初期に、日本で発明されたコーディネート。80年代にジーンズが市民権を得る一方、DCブランドがこぞって黒い服を発表した。もう令和だよ?。
最近よくあるファッション指南に「黒スキニーを履け」がすごく多い。若くてシュッとしてる人はいいけど、スクワットで尻を鍛えてる俺らはやめとこうぜ!。
手っ取り早く清潔感()を演出するには、グレーのスラックス、略してグレスラが一番簡単。
ジーンズは洗ってない疑惑が発生するし、安物の黒スキニーを数回洗濯すると、色あせて不潔に見える。家で洗濯できるグレスラを2本買って、ローテ登板するのが最短手。
グレスラ、白シャツ。これが男性向けの女子アナ服とでも言うべきモテ服。ここに紺色のジャケットを足すのが基本で、ここからスケールしていけば、周りの女性から
「いつもおしゃれね」
と言われること必定。ソースは俺。
学生さんは洗いざらしのジーンズと、グレーのパーカーを着れば良いと思います。チェックのシャツは雑巾にでもしなさい。
「おしゃれ」には二通りの意味がある。
- 自分の好きな服を好きなように着ている人。
- 他人に対して好印象を与える服を着ている人。
ジーンズに黒を、好きで着ている人はそのままでいいと思う。思考停止的に着てる人は、グレスラ紺ジャケにすぐさま変更すればいいのになあと思う。より思考停止的に服を着れるから。
グレスラ紺ジャケが爆発的に広まってしまうと、俺が制服を再考しなきゃいけなくなるなあ……。不潔感あふれる男性までもが着るようになると、女子アナ服ではなくなるなあ……。
これは聞きかじりだが
- 英国ぼっちゃんが最初に買い与えられる服は、グレスラと紺ジャケらしい。
- フランス人は、いつもグレーの服ばかり着ているらしい。