ポリテクセンター(職業訓練校)福岡の感想
良いところ
- 就職に有利。企業の採用担当者は「未経験者だけどズブの素人ではない」と捉える模様。
- 会社説明会が、時々催される。ポリテクセンターに直接届く求人もある。未知な業界の未知な会社はどんな業務内容? どんな条件で採用してるの?を知れる。
- 就職活動へのサポートがある。企業への面接申し込みがスムーズ。ハロワの窓口と同様。
- モノが見れた。文字で得た知識を補完するに役立った。多様なアナログセンサーの動作知識を、かたちと大きさで結びつけ。差動式分布型感知器(空気管式)は特に。
- 資格試験申し込み、各種講習申し込みにサポートがある。申込用紙の入手が簡単だったり。
- 実習は面白い。電気工事の練習ができた。器具工具の貸し出しがあった。
良くないところ
- 快速が止まらない田舎にある。遠くから電車で来てる人も、自家用車で来てる人もいる。
- 知識を得るため、資格試験に合格するために「授業」ってスタイルは非効率。俺にとっては。
- ハローワークに求人を出す企業ってそもそも、採用にコストをかけない。
- 資格をガツガツ取って、有利な条件で就職しよう!とは思ってない人もいる。雇用保険受給資格を継続するため6ヶ月通えばいいやん、と思ってる人とは折り合いが悪い。
デメリットを自力で潰す
- 俺はポリテクセンターの近くに引っ越したから無視できる。田舎には金を使う場所がなくてある意味良かった。オシャレせんでいいし。
- 知識以外の無駄話で、知識を補強できる。取り扱いでヒヤッとした話などは特に。また「授業」以外の勉強方法を知らない人もいる。自分で情報を取れず、常に受け身の人にとっては良いかも。
- 採用にコストをかけない分、面接が簡単。面倒な会社だと書類、一次、二次、とかあるから。
- 勉強の邪魔になる人を無視する。俺は俺のことにフォーカスする。
退所挨拶
- 3分間おしゃべりしてくれ、と先生。
- 30分でも、俺は話し続けることが出来る。人前でおしゃべりするのは苦じゃない。面白い話を、理路整然と喋れる。(つまらん話を延々と続けるのは恥だと思っている。)
- 準備する時間があれば、英語でも、中国語でも出来るよ。パワポを使って。
無準備、三分間で。早く就職を決めたほうがいいよって話。
- この世界には、100%完璧な求人票はない。すべての求人票はイマイチ。
- 金が安い、業務内容がイヤだ、現場が遠い、資格手当が付かない、業務時間帯が酷い、などなど。
- 1個でも条件マッチすればいいやん、て話。人手不足の世の中でも、未経験の我々は不利だ。とりあえず業界に入って経験を積み、入った会社で手当と待遇を上げていく作戦だ。あるいは良い条件の職場に転職する作戦だ。
- チャンスの神様は後頭部に毛がない、フライング気味にゲットして養毛剤をぶっかける。早めにハゲ治療を始めたほうが、早く毛が生える。人生の手順を早めに進めるほうが、中長期的に見て得する。
- ハローワークやポリテクセンターに求人票を出そうって企業は、採用に金をかけてない。裏を返せば、フルスペック人材を求めてないって事。職業訓練中の我々にも、業界に入るチャンスがある。
- 就職先を決めて、勉強したいから業務開始を待ってもらう作戦もある。受給資格を継続できる。