.log(ぽちろぐ)

退屈しているおっさんの日記

食べるもの雑考

 子供の頃は、親が提供する食事と、自分の食べたい質量が一致しない。うちは貧乏だったし。(よって俺は、俺の父よりも背が低い)

 若い頃は金がなかった。ために今日食べたいものが食べられなかった。ただし借金すれば食べられた。たまに食べた。

 オジサンになった今は金がある。けど、明日のこと、体重のことを考えて、今日食べたいものが食べられない。ただし明日の体調を無視すれば食べられる。たまに食べる。

 更に年をとっていくと、金のことを無視して、体調を無視して、それでも尚、食べたいものが食べられないって状態に移行するんじゃないか? これを食べて明日死ぬか、我慢して生きていくか、みたいな状態に。

 今日食べたいものを、食べられる日が少ない人生。これでいいのか?

 明日の体調は無視して、今日食べたいものを食べる生活。死にたい気分の目覚め、だるい体を引きずるように生きる日中、暴飲暴食する夜。質の良い人生とは言えない気がする。

 じゃけど「我慢は美徳」のクソジャップ思考のような気もしている。今日は我慢しない!と思う日を増やしてもいいよな。在宅勤務の今は。